公益信託 サントリー世界愛鳥基金
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助成プロジェクト
2015年度助成先
「鳥類保護団体への活動助成部門」(9件、1,400万円)
団体名 対象活動 助成額
(公社)日本動物園水族館協会 神の鳥「雷鳥」を次世代に引き継ぐために
~ニホンライチョウの域外保全に向けた飼育繁殖技術の確立~
280万円
(公財)山階鳥類研究所 データロガーを用いたブッポウソウの越冬地解明及び減少要因の検討 200万円
NPO法人
どうぶつたちの病院 沖縄
ヤンバルクイナ保護シェルター(保護区)におけるヤンバルクイナ生息生態調査 200万円
アジア猛禽類ネットワーク 渡りを行う猛禽類の生息場所保全の推進によるアジアの自然環境保全 150万円
(公財)日本自然保護協会 イヌワシの生息環境を向上するための狩場創出の効果検証と人材の育成 150万円
NPO法人
エトピリカ基金
エトピリカ・プロジェクト
新型海上デコイによるエトピリカの誘致及び洋上調査
150万円
新潟大学
野生動物研究会
DNAバーコーディング法によるトキの食性解析と採餌環境の順応的管理への取り組み 130万円
NPO法人
ジャパンワイルドライフセンター
さとやまプロジェクト
里山に生息する鳥類及び野生動物の保護・治療と野生復帰
70万円
北海道海鳥保全研究会 『花の島』礼文島に海鳥?
~ケイマフリ、ウトウ、ウミウの繁殖状況の解明~
70万円
(公社)日本動物園水族館協会(東京都)
神の鳥「雷鳥」を次世代に引き継ぐ為に~ニホンライチョウの域外保全に向けた飼育繁殖技術の確立~
自然繁殖により孵化したスバールバルライチョウのヒナと母鳥
自然繁殖により孵化したスバールバルライチョウのヒナと母鳥

ニホンライチョウは生息環境、気候変動等の影響によって生息が脅かされており、環境省による絶滅危惧ⅠB類として保護増殖事業計画が策定されています。
(公社)日本動物園水族館協会は、本種の生息域外保全を目標とし、飼育繁殖技術の確立を目指すとともに、各種調査研究を行い、科学的、技術的な知見の集積を進めていきます。

■所在地:東京都
■助成額:280万円

(公財)山階鳥類研究所(千葉県)
データロガーを用いたブッポウソウの越冬地解明及び減少要因の検討
ブッポウソウ捕獲のため、巣箱を設置した電柱に登攀中
ブッポウソウ捕獲のため、巣箱を設置した電柱に登攀中

夏鳥のブッポウソウは全国的に減少していますが、広島・岡山・鳥取の3県では巣箱架設により増えています。減少要因、および巣箱の効果に地域差がある原因はわかっていません。
小型記録装置を用いて越冬地や渡りルートを解明し、特に東日本地域での減少要因の絞り込みと、効果的な保護策の提案を目指します。

■所在地:千葉県
■助成額:200万円

NPO法人 どうぶつたちの病院 沖縄(沖縄県)
ヤンバルクイナ保護シェルター(保護区)におけるヤンバルクイナ生息生態調査

国内唯一の飛べない鳥ヤンバルクイナは、マングースやノネコなど外来種による捕食や交通事故などにより、絶滅が危惧されています。私たちは、救命救急センターの設置、飼育下繁殖の技術開発、生息分布調査など、絶滅回避へ向けた活動を続けてきました。昨年度からの野生復帰訓練に引き続き、本種の野生復帰訓練および関連調査に取り組んでいきます。

■所在地:沖縄県
■助成額:200万円

アジア猛禽類ネットワーク(滋賀県)
渡りを行う猛禽類の生息場所保全の推進によるアジアの自然環境保全

アジアには渡りを行う猛禽類が55種生息しています。これらの猛禽類保護には、繁殖地・越冬地・渡りルートの総合的な保全が不可欠であり、猛禽類の渡りに関する国際ワークショップをタイで開催し、東南アジア各国が連携して調査・保全を進める体制を構築します。さらにフィリピン北部におけるサシバの密猟をなくすための緊急対策を開始します。

■所在地:滋賀県
■助成額:150万円

(公財)日本自然保護協会(東京都)
イヌワシの生息環境を向上するための狩場創出の効果検証と人材の育成
赤谷の森に生息するイヌワシのつがい
赤谷の森に生息するイヌワシのつがい

日本自然保護協会は1951年に発足し、日本の自然環境の豊かさを守る活動を半世紀以上に渡って行ってきた自然保護NGOです。
日本の森林の豊かさと生物多様性を象徴する野生動物として、イヌワシの保護と研究に長年取り組み、群馬県みなかみ町赤谷の森では、イヌワシを指標とした1万haの森林生態系管理を推進しています。

■所在地:東京都
■助成額:150万円

NPO法人 エトピリカ基金(北海道)
エトピリカ・プロジェクト 新型海上デコイによるエトピリカの誘致及び洋上調査
デコイを浮かべエトピリカを誘致する
デコイを浮かべエトピリカを誘致する

浜中町の「町の鳥」でもある絶滅危惧種エトピリカ保全を目的とした任意団体でしたが、2010年より活動を広げるためNPO法人に発展させました。
現在は町や漁協との協力のもと、エトピリカだけではなく海鳥全般の保全を目的に調査範囲も広げ、いくつかの種では繁殖誘致活動も行うと共に、共存を目指し子供たち住民とで海の動物学習を行っています。

■所在地:北海道
■助成額:150万円

新潟大学 野生動物研究会(新潟県)
DNAバーコーディング法によるトキの食性解析と採餌環境の順応的管理への取り組み

佐渡島において野生復帰が進むトキですが、観察の結果、利用している餌の約80%が不明となっています。餌場整備をトキにとってより有効な取り組みにするためには、トキの食性の全貌を明らかにし、その情報を今後の整備事業に反映させることが不可欠です。本研究ではDNAによりトキの食性を解明し、有効な餌場整備策の提案を目指します。

■所在地:新潟県
■助成額:130万円

NPO法人 ジャパンワイルドライフセンター(東京都)
さとやまプロジェクト 里山に生息する鳥類及び野生動物の保護・治療と野生復帰
JWCで保護している翼が脱臼したカルガモ
JWCで保護している翼が脱臼したカルガモ

東京都町田市を拠点として病気や怪我、孤児になって保護された野生動物のリハビリ、リリース活動を行っています。また、イベントや出版物、ウェブサイトを通じて広く一般の人に情報を発信し保護啓蒙活動を行っています。人と生き物が共存できる里山づくりを目指し、その活動拠点となる「さとやま保護センター」を運営しています。

■所在地:東京都
■助成額:70万円

北海道海鳥保全研究会(北海道)
『花の島』礼文島に海鳥?~ケイマフリ、ウトウ、ウミウの繁殖状況の解明~
礼文島のケイマフリ
礼文島のケイマフリ

レブンアツモリソウなどの花で有名な北海道の礼文島に海鳥の繁殖地があることはほとんど知られていません。私たちは礼文島で繁殖またはその可能性があるウトウ・ケイマフリ・ウミウの初めてとなる本格的な調査を行うことにより、繁殖の実態を明らかにし、今後の保護措置を提案するための基礎資料とします。

■所在地:北海道
■助成額:70万円