公益信託 サントリー世界愛鳥基金
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助成プロジェクト
2020年度助成プロジェクト
「地域愛鳥活動助成」部門(8件、150万円)
申請グループ名 所在地
(主活動エリア)
「テーマ」又は「活動概要」及び「活動目的」 助成額
日本鳥学会企画委員会 北海道 日本鳥学会2020年度大会における小中高校生企画 20万円
フクロウ営巣
ネットワークプロジェクト
北海道~九州の22都道府県 フクロウの巣箱をかけて繁殖の手助けをし、森林の整備、保全を促進する。 20万円
NPO法人
野生動物救護の会
神奈川県 傷ついた野鳥の救護活動を普及啓発するための羽根標本を紹介する冊子作成と羽根標本製作体験教室の実施 20万円
小笠原諸島~伊豆諸島
ツバメの渡り調査
ネットワーク
伊豆諸島各島、小笠原の父島、母島等 小笠原諸島~伊豆諸島で観察されるツバメの渡りやその生態を明らかにする。 20万円
京都府立西舞鶴高等学校
自然科学部
京都府 京都府舞鶴市冠島におけるオオミズナギドリの生態調査 20万円
土佐塾中学・高等学校
科学部
高知県 高知の野鳥を調べる 20万円
出水市立鶴荘学園
ツルクラブ
鹿児島県 ツルの羽数調査及びツルの家族構成分散状況調査 20万円
朝霧小学校朝霧山
野鳥観察の会
兵庫県 朝霧山に集まる野鳥の観察を通して、地域の自然を守ろう! 10万円
日本鳥学会企画委員会
日本鳥学会2020年度大会における小中高校生企画
高校生向け大学見学会
高校生向け大学見学会

日本鳥学会企画委員会は、シンポジウムや講習会など、鳥学を推進し,学会を魅力的にする様々な行事を企画しています.北海道網走市で開催される2020年度大会では、小中高校生向けの企画として、キャリア形成に関する自由集会、学内施設の見学会、参加者のランチ交流会などを実施し、その運営のために助成金を活用していきます。

■活動地:北海道
■助成額:20万円

フクロウ営巣ネットワークプロジェクト
フクロウの巣箱をかけて繁殖の手助けをし、森林の整備、
保全を促進する
巣立ったヒナ
巣立ったヒナ

フクロウは営巣木の減少により繁殖率の低下が懸念されることから、巣箱を掛けて繁殖の手助けをしています。生息域の22都道府県に278個の巣箱を設置し850羽のヒナが巣立っていきました。自然保護や生物多様性の観点からも地域住民・企業・行政・学校などとも連携していくと共に、こうした活動は奈良・東大寺などの文化財の保護にも繋がっています。

■活動地:北海道~九州の22都道府県
■助成額:20万円

NPO法人野生動物救護の会
傷ついた野鳥の救護活動を普及啓発するための羽根標本
を紹介する冊子作成と羽根標本製作体験教室の実施
羽根・翼標本展示会
羽根・翼標本展示会

野生動物救護の会は、傷ついた野生動物の救護活動を通して、自然環境や生物多様性の保全に貢献することを目指しています。基金の助成を受けて、約20年間にわたって作り続けてきた野鳥の羽根標本を冊子にまとめるとともに、羽根標本製作教室を開催して、人間が原因で傷つく野鳥がたくさんいる現実と、彼らを救護するボランティア活動の重要性を普及啓発していきます。

■活動地:神奈川県
■助成額:20万円

小笠原諸島~伊豆諸島 ツバメの渡り調査ネットワーク
小笠原諸島~伊豆諸島で観察されるツバメの渡りや
その生態を明らかにする
太平洋を渡るツバメ
太平洋を渡るツバメ

小笠原諸島や伊豆諸島のツバメについて調べています。太平洋に浮かぶ島々に住んでいる観察者と協力して、島ごとのツバメが観察された日にちや羽数などの記録を集め、ツバメが渡って行く様子を明らかにしていきます。2018、2019年の春の調査では、ツバメの初認日が南にある島ほど早い傾向でした。2020年は渡りの調査に加え、伊豆諸島での繁殖などの生態を調べます。

■活動地:伊豆諸島各島、小笠原の父島、母島等
■助成額:20万円

京都府立西舞鶴高等学校自然科学部
京都府舞鶴市冠島におけるオオミズナギドリの生態調査
オオミズナギドリの標識調査
オオミズナギドリの標識調査

京都府舞鶴市の冠島は、オオミズナギドリ繁殖地として国の天然記念物に指定されています。本校は毎年、京都・冠島調査研究会の調査に同行し、オオミズナギドリの生態調査を行っています。2020年はオオミズナギドリの日周行動に注目して調査を行います。得られた結果や体験談を様々な場面で発表し、生徒や市民の愛鳥意識や自然保護意識の啓発に努めます。

■活動地:京都府
■助成額:20万円

土佐塾中学・高等学校科学部
高知の野鳥を調べる
野生生物調査
野生生物調査

本校は標高約200mにあり、この条件を活かして2014年4月より学校周辺に巣箱と定点カメラを仕掛けて、ヤマドリ・アオゲラ・シジュウカラ・ヤマガラなどを観察できました。2018年4月からは学校の他に、高知市中心部や南国市石土池などで双眼鏡を使ってムクドリ・オオバン・マガモなどを観察し、また羽毛標本の作製や高知県の鳥類相についても学んでいます。

■活動地:高知県
■助成額:20万円

出水市立鶴荘学園ツルクラブ
ツルの羽数調査及びツルの家族構成分散状況調査
鶴荘学園ツルクラブ
鶴荘学園ツルクラブ

1960年から続く、出水平野に渡来するツルの羽数調査を年6回行っています。また1984年からは、出水平野で昼にツルがどのようなところで過ごしているかを調べる家族構成分散状況調査を年1回行っています。これらの調査を通して、郷土の自然の素晴らしさに感動し、野生生物保護・自然愛護の心を育てると共に、地域社会に奉仕する心を培っています。

■活動地:鹿児島県
■助成額:20万円

朝霧小学校朝霧山 野鳥観察の会
朝霧山に集まる野鳥の観察を通して、地域の自然を守ろう!
「あさぎり山」植生概念図
「あさぎり山」植生概念図

当学校園内に通称「あさぎり山」と呼ばれる小高い山があり、野鳥をはじめ、昆虫や小動物、植物がその住みかとしています。子どもたちや地域の人たちは、それらの保全に努力しているところです。今回、子どもたちと地域の方と協力して、「あさぎり山」に野鳥が遊びにやってくる環境を整え、春夏秋と、小鳥のさえずりが聞こえる山づくりを試みたいと考えています。

■活動地:兵庫県
■助成額:10万円